(雑談)何処からの知らせ
7年前のある日。
疑問だった事柄が解った お話です。
世にも できすぎた本当のこと。
血縁関係に重きを置かなくなった最近ですが、
面白かったので書き留めておくことにします。
私は応接間の椅子に座り、祖父の話相手に長話を聞くのが 好きな子どもだった。
隣家に祖父母が住んでいたこともあり、昔々の属に言う先祖・先代の口伝を聞いていたのだった。
印象的だったのは、江戸時代後期の女性で、地方某所から江戸に行った人のこと。
嫁いでから一度も故郷に帰らなかったが、便りの交流は続いていたという
その女性の人生が独特だったので...口伝になっていた。
2018 撮影
私は時々、その五代前ほどの古い女性に興味をいだき 思い出していた。
本当は どんな人生だったの?
聞いた話は 正しい現実なのか?
そして、ある日インターネットで地方某地名と
「女性の父の名前」を検索していた。
どうやって辿り着いたか思い出せない
ただ 一冊の本 を発見したのだった。
(すでに7年前のこと)
まぎれもなく一般女性であり無名人物を知ることができる、本が存在していた。
私が探し当てた時より 1年前に出版されていた。
吉川弘文館 から――
信じられないことに胸が高鳴る!
すぐに注文すると、翌日には手元に届いた。
それで速攻読みふけって、大まかな人生の把握ができた。
聞いた話と違う部分が多かった...。
手紙や贈り物がたくさん残されていたので、文学関係の ある著者が縁あって本にまとめてくださったと書かれていた。
お礼の氣持ちを伝えたかったが、すでに遠縁で付き合いもない、いち読者として居ようと思い 何もしなかったけれど
感謝 ♡ でした。
私があまりにも氣にかけていたので、何処からか知らせてくれたのか? なぁんて想像したりして。
江戸時代に生きた女性は御先祖なのかなぁ
私にとっては、現実に起きた面白いお話でした。
読んでくださり ありがとうございました。ヨロシャン